メトリックスレッドには普通スレッド (60°のプロファイル角度),トラペゾイドスレッド (30°のプロファイル角度),ジグザグスレッド (33°のプロファイル角度),四角スレッドなどが含まれます.

粗い糸の普通糸の仕様は"M"と"名目直径"で表される.細い糸の仕様は"M"と"名目直径"で表される.仕様書に"LH"を付加する.

S.W. スタンダード ウィットワース 粗い糸シリーズ 一般用途の円筒状糸 ブリティッシュスタンダード

S.F. スタンダード ウィットワース 細糸シリーズ 一般用途の円筒糸

普通の糸の歯の種類記号は"M"で表される.粗い糸の普通糸の糸コードは,歯の種類記号Mと名指直径 (大直径) で表される (ピッチはマークされていない)M16 のような; 細い糸の普通糸は,歯の種類記号 M と"名目直径 X ピッチ"で表される,例えば M16* 1.5右側のスレッドは一般的に使用されるスレッドで,回転方向はマークされていません.左側のスレッドには,サイズ仕様の後に"LH"が必要です.例えばM16*1LHです.

スレッド・トレランスゾーンコードには,ピッチ直径のトレランスゾーンコードと上直径のトレランスゾーンコードが含まれます.容積を表示する容量級番号と位置の基本偏差を表示する文字 (内部糸の場合は大文字),外部のスレッドの小文字),例えば6H,6g.ピッチ直径の許容範囲のコードと上直径の許容範囲のコードが異なる場合は,それぞれコードを記してください.中央直径の許容範囲のコードが最初に,上方直径の許容範囲のコードが最後に,例えば M10-5g6g;ピッチ直径と上直径の許容範囲が同じなら,M10*1- 6Hのようなコード番号を1つだけ入力します.内部と外部の糸が結合して糸のペアになったとき,対応する許容区間コードはスラッシュで区切られています.左側は内部スレッド許容区間コード,右側は外部スレッド許容区間コードです.M10-6H/6g など.